年末いただいた記事募集の中で
「現在のカープ主力選手のアマチュア時代の評価や成績はどうだったか」
というのをいただきました。
もともとドラフト情報出身のサイトですし、たまにはこういうネタもやってみたいと思います。
その中で今回は菊池を取り上げてみたいと思います。
あの年は早い時点で遊撃が候補と出ていました。
実際の名前でも安達・縞田(両オリックス)、塚田(ソフトバンク)などがあがっていました。
そのなかで、当サイト出始めて菊池の名前が出たのはドラフト前10月15日の更新記事。
上記の3人とあわせて、梵の後継として4選手をあげました。
私の菊池最初の評価は
「172cmと小柄ながら長打力もあり。打席の雰囲気が感じられて守備だけでなく打撃での成長も期待できる」
と評価していました。
まあこのころの菊池の世間評ですが、地方リーグということもあり非常に情報が枯渇していました。
私も、いただいた情報や映像を見た上での判断でしたが、打席での雰囲気があるバッターだと思っていました。
次に取り上げたのが6日後の21日。
中日新聞の情報で、
中京学院・菊池、東海学園・田島がドラフト候補
というもの。
10球団調査書が来る中で、広島の記載が具体的にありました。
ちょうど前後して私も情報を入れている中で、菊池・田島共に広島が狙っているという情報が入りました。
この時点で、菊池が上位指名だというのは確信していました。
ただ、今思うと田島も指名できていればどれだけよかったのかと思ったりはします。
本当にこの年は遊撃インフレで、オリックスが安達を1位指名。
広島が菊池を指名した直後のオリックスが数分2位指名に入れないという状態でした。
おそらく、オリックスは2位で菊池を取り安達と競わせるつもりだったのでしょう。
そう考えると、菊池・安達の二遊間が見れたのかなと一ドラフトマニアとしては考えてみたくなります。
その後の活躍は言うまでもありません。
2軍戦で早々走攻守で存在感を示すと、一軍初スタメンとなった7月1日の試合ではいきなり3ベースを放つなどまさしく破天荒の代名詞となる選手となりました。
こういう地方リーグ出身でもいい素材が入って活躍してくれると、うれしいですね。