今年のカープのドラフト。
当然最優先課題は左右・先発、中継ぎかかわらず投手になります。
しかし、残念ながら野手にも補強ポイントはいくつかあります。
そのひとつは外野手です。
現在の外野手の年齢構成は
左打者
25歳 丸・土生・中村
28歳 岩本
29歳 松山
31歳 天谷
33歳 中東
右打者
20歳 高橋
25歳 ロサリオ
26歳 下水流
27歳 鈴木将
32歳 赤松
33歳 迎
35歳 廣瀬
右打者が足りないということを書こうと思いましたが、思いの外左打者も深刻です。
28歳と脂が乗り切った時期の岩本がこの状態ですからね。
期待のドラ1でとったわけですから、今頃4番で本塁打を量産していると思っていました。
で、本題は右打者です。
ロサリオは特例として、下水流は怪我続きでまだ芽が出ず。
鈴木将・迎は今後の契約自体心配される状況。
廣瀬も年齢が年齢ですからね。
そう思うと、大卒の右打者はどうしても取りたいところです。
そこで、今年の外野手候補ですが上位で名前が上がるのはこの辺りでしょうか。
脇本・健大高崎 左
浅間・横浜 左
江越・駒大 右
野間・中部学院大 左
高校生二人はよく名前が出ているので今日は大学生二人を取り上げます。
江越は50m5秒8、遠投120mと三拍子揃った選手。
打撃はしっかりとしたか前からどっしりとしたフォーム。
ハマった時は飛距離も伸び、リーグ通算本塁打は二桁に乗ります。
今年の秋は絶好調で打率は4割超え、ここ数年低迷してきたチームを躍進する原動力となっています。
まだまだ粗さは残るものの、身体能力を含めてまだまだ成長する選手。
広島の苑田スカウトを始め各球団が揃えていうのは長野タイプ。
右不足の広島には補強ポイントの選手です。
一方、大学No.1の呼び声が高いのは野間。
12球団全てから調査書が届き、巨人をはじめハズレ1位候補に名前が上がるほど。
足・肩はすでに1軍レベルといわれ、リーグでは圧倒した打撃がプロで通用するかが鍵になります。
リーグで圧倒していたことを含め被るのは菊池。
身体能力抜群具合から柳田2世といわれます。
当然、菊池・池ノ内とこの地区に強い広島ですからしっかりマークしていて上位候補にもあげています。
ともに3位で残っているかは怪しい選手。
しかし、2位も投手で行きたい現状。
うまく3位でとれればいいですが、状況次第ではともに広島の2位指名も予想されます。