WBCはアメリカの優勝で終わりました
「アメリカは本気でない」
とかいう人がいますが、あのメンバーであの戦いぶりを見てそうとは思いませんね
やはり出る選手は必死でしょうから
MLB全体がWBCに対して積極的になって、日本のメジャー組も出れるような流れがこれから4年でできることを期待します
さて、カープからは3選手が出場しました
大きな経験をつかんだ半面、調整という面ではこれから厳しい場面を迎えます
菊池は全試合に出場
たびたびの好守でその名は世界に知れ渡りました
準決勝ではエラーと本塁打、天国と地獄を味わいました
本人は後悔の念のほうが強いでしょうが、打撃も含めて守備が通用することを世界に示しました
鈴木は1次ラウンドこそスタメンで出るも、結果が出ず控え組に
一番大きいのはオランダ戦でのタイブレイクでの送りバントでしょうか
カープファン全員の寿命が縮まった瞬間でありました
田中は中国・オランダ戦でスタメン出場
まあ坂本・松田が好調であった以上スタメンを奪うのは厳しかったですね
もともと最後の一人での選出でしたし、その中でバックアップ要因としての役割は果たせたでしょう
若い3選手、貴重な経験を積みました
この経験をぜひ今後の成長につなげてほしいですし、チームにも還元してほしいです
ただ、それ以上に心配なのがモチベーションと調整
菊池はまずしっかり切り替えてほしいですし、出場機会の少なかった田中・誠也は調整を急ピッチで進めないといけません
ご存知の通り、8人中3人が抜けた打線はかなり厳しいのが現状
好調といえるのは丸・ペーニャぐらいで、替わりの選手や控えの選手がアピールできているわけではありません
本当はゆっくり下で調整をしてから上がってくれば、と言いたいところですが来週の開幕にはもう働ける状態になってもらわないといけません
非常に厳しいと思いますが、さらなる成長のための経験と思って元気な姿で帰国してそれからの雄姿を楽しみにしています