今週中の優勝決定が間近になりました
2位以下が混とんとしているだけに、あまりCSに向けての話になりませんね
まあ皆が分かっている通り、相手云々でなく自分たちの野球を貫けるかどうかのほうが大事です
さて、今年躍進の理由はいろいろ語られています
今日はその中で守護神の存在について考えます
昨日、中崎が今シーズン30個目のセーブを達成しました
さらっと過ごされる記録ですがかなりすごいことですよね
去年が29で終わっただけに、なおのこと達成したい大記録でした
広島では歴代小山田・永川・サファテに続いて4人目
津田だって28セーブどまりだったわけですからね
ちなみに、先輩3人の30セーブ記録は
2008 永川 38セーブ
2009 永川 36セーブ
2011 サファテ 35セーブ
2007 永川 31セーブ
2002 小山田 30セーブ
です
改めて永川の偉大さを感じさせる記録です
個人的には、今年の中崎は過小評価されていると思います
やはり去年まで、とくに地元で登板のたびに悲鳴の上がっていた前半戦の印象が強いのでしょうね
今年もスタート時
「春先は血行障害の影響で悪いスタート」
というのが大方の見方でしたが、開幕から頑張っています
4敗していますが、それ以上に首位の位置を保てるよう投げています
特に今年は逆転勝ちであったり、終盤のダメ押し点でなかなかセーブ機会に恵まれません
ですから、実際にはセーブ数以上に貢献している印象があります
どうしても抑えの役割上、一度の失敗で多くの批判を集めます
また、ランナーをためて何とか0という試合も多く絶対的な守護神という感じはありません
ですが、抑えはチームが勝ちさえすれば何点取られてもいいと私は思っています
3点差あれば2点取られてもそのままチームが勝てば一緒です
そのぐらい大胆さを持っていればまだ24歳、これからより図太い守護神になってくれると思います