超久々のドラフト話題です
ここ数年、ペナントレースが早々終わらないためこちらのネタになかなかいけません
ただ、ドラフトは当サイトの1つの売りですから隙間を見て書いていきたいと思います
広島のスカウト会議は大体時期が決まっています
1月にその年の大まかな流れを確認し、5月が2回目
そして、甲子園での評価がある程度固まった8月中下旬に3回目を行います
その今年3回目のスカウト会議が先日行われました
会議では高校生の候補を40人ほどに絞った模様
そのなかで、横浜・藤平、作新学院・今井、履正社・寺島、花咲徳栄・高橋らを上位候補に
地元では広島新庄・堀も入りました
会議の後に苑田スカウト部長が
「今年は創価大・田中の回復次第でドラフト戦線が変わる」
とコメント
まさしくその通りになると思います
その注目の田中は4か月ぶりに対外試合に登板
3回を無安打、自慢のストレートも154kmを記録したようです
今年の甲子園は予想外の展開になりました
中心に行くはずの藤平が直接対決で早々敗れ、本命と思われた寺島も敗退
そのなかで、今井が一躍上位候補にあがってきました
正直言うと、甲子園前まで今井をそこまで評価していませんでした
よくいるストレートはいいけどコントロールがまだまだ
関東の学校ですし、大学に行って開花すればあたり、ぐらいの感覚でした
が、全然これまでの印象とは違う投球
時たまコントロールが悪い時を彷彿する球は投げていましたが、それ以上に素材の良さを実感させる内容
ストレートばかり注目されますが、カウントを稼げる変化球は武器になります
今年は高校生も粒ぞろい
「全球団田中1位がある」
ぐらいに思っていましたが、読めなくなってきました
「田中が悪くなっても高校生が揃っている」
と先週ぐらいまで思っていた中での昨日の復活登板
あとは各球団いかに田中に来るライバルを減らせるかを考えるところ
そう思うと、意外と早い時期に田中1位を公言するチームが出てくるのではと思います
近年、都知事選同様後出しじゃんけんが有利と言われていますが今年に関しては違うと思います
・田中を狙いところは早めに宣言して他球団を動きづらくする
・一方で、有力高校生に行きたいところはちらつかせながら他球団の出方を見る
こういった感じになるのではないでしょうか
広島も例外でありません
ファンの意見で多いのはやはり地元出身の東京ガス・山岡を推す声
ただその山岡も単独でとれるかはぎりぎりわからないところ
近年、前田・野村・岡田とうまく単独をとれてはいますがそういかないのがドラフト
田中や高校生の具合も見ながら、どういう戦略をとってくるか見ものです