やはり守備ですね
どんなに投手王国作ろうが強力打線を作ろうが守備の弱いチームは弱いです
初回の失点もそんな感じ
四球2つにエラー2つのあとワンヒットで3失点
もうこの時点で気持ちは萎えていたんですけどね
ですが、同じレベルで相手もひどかった
山田に代わってセカンドに入る谷内が連続エラーで無死2・3塁
ただこれで取れたのが打点王の犠牲フライだけですからね
それでも、流れを完全に相手にもっていかせなかったことに価値のある1点です
先発野村は7回途中で4失点
まあ初回は全力で足を引っ張られたわけですが、本人も2死から2つ四球を出したわけです
こういう試合もあると割り切っていますが、もう1か月勝ちがありません
何とか試合を壊さずにはすみましたが、やはり勝ちが先発についてナンボのところはあります
試合が動いたのは終盤
7回に田中→菊池→丸の3連打で1点を返す
1点でありましたが、2アウトからこの3人でとるというのはやはり勢いが付きます
そしてその勢いは8回裏へ
先頭の誠也が外の難しい球を流してスタンドイン
あの球をホームランにするわけですから、もう22歳じゃなんじゃらの但し書きもいりません
純粋にリーグ屈指の打者に成長しました
この後アウト2つ取られるも松山が大変珍しい内野安打で出塁
続く田中が汚名返上の素晴らしい2ベース
菊池歩き満塁でまたも丸
丸が低めの球をはじき走者一掃の3点タイムリー2ベース
劇的な逆転でリードを奪いました
最後中崎がピンチを作りましたが勝てば抑えは何でもいいんです
いや~、この試合を取ったのは本当に大きいです
どう考えたって初回見れば厳しい試合ですからね
大事なカードの頭に8回2死からの逆転勝ちは勢いが付きます
最短で21日のマジック点灯が見えてきました
まあ考えてみれば一か月前にはマジック点灯目前まで来ていました
そこから詰められて再度離しての今ですから浮かれることではありません
先発が苦しくても、こういう勝ち方ができます
ビハインドでも一岡・大瀬良がつないで打線の奮起を待ちました
これまでになかった新たな勝ちの形
これができている間はまだまだ強いカープが見られます