采配ばかり責めてはいけないのでしょうが、終盤東出・梵・倉をチャンスでそのまま使ったのは誰が見ても違和感を感じましたね。
とくに1・2番、重症どころか走攻守すべてで足を引っ張っています。
打率1割台のトップバッター・東出。
開幕から守備でも精彩を欠き、今日の最終打席も見事なまでの前進守備をひかれています。
外野の頭を越えることの出来ない打撃は相手の守備をしやすくさせています。
そして2番梵、大事なところでのポップフライはもはやお家芸です。
そして同点の場面での守備、打てないならせめてそこでぐらい仕事をせずに何をするのでしょうか。
どちらの選手とも、これだけ酷い状態でも代打を送らないのは理解に苦しみます。
この酷い打撃陣で唯一の光は堂林です。
同じように、二遊間でも暗黒期を知らない若い選手の躍動が期待されます。
そう考えると、庄司・安部、そして二軍で絶好調の菊池と候補はいくらでもいます。
試合終盤、聖域扱いされたこのコンビを下げるという選択肢を選んでいかなくてはなりません。
ただですら4番の聖域固定で起用に苦しむ打線。
状態の良くない1・2番に発奮を与えるためにも二軍からの若手起用が望まれます。
おそらく土曜日から上位打線をいじってくるでしょう。
それと同時に、ニックが深刻のようですしもう下に下げるしかないでしょう。
代打で選球眼のいいバーデンがいるとまた攻撃の幅が広がります。
さすがにサードスタメンというのは難しい状況ですが、試合で使えないニックをおいておくよりはマシです。
打率2割ぎりの目前の打線には大幅なテコ入れが必要となっています。