1週間前、ウエスタン・リーグ2位のスタートで好調と書いたカープでしたが、その後も好調を維持しています。先週末の阪神戦は2勝1敗と勝ち越し。
第1戦は5-1で勝利。
先発は全開完封勝ちの中村恭。
6回を6安打1失点と数字ではまずまずの投球も、スピード・コントロールに難があった模様。
中村はストレートが生命線なだけに、ストレートの調子が悪い時に生きる変化球が一つ無いと1年間ローテを守るという意味では苦しいかもしれませんね。
このあとは相澤→今井→河内→齊藤→永川のリレー。
永川がMAX147kmを記録しての3凡と期待の持てる結果。
打線は5安打ながら相手のミスに漬け込み5点を奪う。バーデンが2安打と結果を残しました。
第2戦は4-3で連勝。
先発の武内は5回を2安打無失点の最高の投球。
梅津もそうですが、リリーフと思っているピッチャーに先発調整をさせるなど今期から二軍監督を務める内田監督の方針には注目したいですね。
その後のリレーは大島→池ノ内→永川→河内。
うち失点したのは大島が2死から野原に3ランを被弾。
一発の絶対許されない中継ぎなだけに、二軍でのこの結果には残念ですね。
その中で、河内が連投となったものの勝ち投手。彼の支配下登録も夢ではないかもしれません。
打線では天谷が3安打・バーデンが2安打と大活躍。
ともに好調を維持しているだけに、ニックの怪我が心配であればバーデンをあげ、天谷にもチャンスを与えるなど好調なチームに更に勢いを与えてほしい。
第3戦は1-2で敗戦。
先発の中田は5回を2安打無失点。
7奪三振という結果が、彼の持ち味であるストレートとフォークを駆使した投球が出来たというのを物語っています。
伊東→小松→大島→池ノ内→岩見のリレー。
小松がヒット・四球・四球で交代など、それぞれいい所と課題があった模様。
その中で最後に投げた岩見が1回を2奪三振の投球。
開幕一軍もありえた立場であっただけに、いつ呼ばれてもいいように準備をしていて欲しいです。
打線はわずか4安打。中村憲・中村真・庄司・申などポジションの関係で出番の少ない選手がスタメンだっただけに結果を残して欲しかったですがなかなかうまく行かないですね。
最終戦こそ負けたものの、ウエスタン・リーグで首位。1軍も2軍も首位と経験したことのないような素晴らしい状態です。
その中でも、首位打者争いしている天谷は上にあげて欲しいですし、さすがに二軍では格の違いを見せつけているバーデンもニックの状態次第ですがあげる可能性もありますね。
あとは、梅津・武内・中田とリリーフ投手がロングでも投げています。
先発帝国のため中崎がロングも出来るリリーフでひ魔人化していますが、中継ぎで余ることはありません。
いつ呼んでもいいよう、結果を残し続けて欲しいです。