東出引退会見

東出の引退会見が行われました

一番印象的だったのは、本人が冗談半分でと言っていた
「投手をやってみたかった」
というところ
三年夏のときはもう完全にトップバッターとして評価が固まっていましたが、甲子園では投手として投げていましたからね
その並行世界は私も見てみたかったです

ほかにも引退会見で興味深いことを
「カープは好きだが、いろんな人と接して他球団でプレーしたいと思ったことはある」
FAを取った時にも強い言葉で残りたいと言ったのが印象的だっただけに驚きました

そしてこの2年、とくに兼任コーチとなっての今年の彼の動きは大変興味深いものでした
もともと指導者に興味があるのは知っていましたが、由宇では熱心に若手に指導していました

どうしても私の中での東出の印象といえば、シャイでファンからのサイン要求もダッシュで逃げるようなイメージ
ですが、つきっきりで指導している姿を見て印象が変わりました
それと同時に、ウィンドブレーカーを着て指導しているのを見て
「あ、今年で引退するんだろうな」
というのは十分感じていました
なのであまり驚きではないですが、やはり感慨深いですね

松坂世代の中では本当にほしかった選手
東出と矢野が取れただけでこの年のドラフトは大成功と本気で思っていました
とくに、二岡の件があっただけにその期待はあまりにも大きかったです
高校時代のインパクトを考えると、こういう終わり方はちょっとさみしいです
ですが、カープ暗黒気を支えた選手として忘れない選手になるでしょう

おそらく、今後も球団に残ると思います
これからは彼ら若鯉を育てていってほしいです
東出選手、本当にお疲れ様でした