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ドラフト指名分析 西武編

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何とかシーズン前には終わらせたい指名分析、今回は西武編です。


1 森友哉 捕手 大阪桐蔭高
2 山川穂高 内野手 富士大
3 豊田拓矢 投手 TDK
4 金子一輝 内野手 日大藤沢高
5 山口嵩之 投手 トヨタ自動車東日本
6 岡田雅利 捕手 大阪ガス
7 福倉健太郎 投手 第一工大


1位 森
「西武カラーにあった選手だなあ」
と思っていたらピンポイントの一本釣り指名でした。
打撃に関しては甲子園の活躍で説明不要ですね。
炭谷がFA権取得間近ということで必要な次世代の捕手。
2軍は絶対的な捕手がいるというわけではないですし、実践を積ませながらの英才教育をしていくでしょう。


2位 山川
100kgを越す巨漢で、ドラフト後も注目を集めています。
身長・体重ともに中村剛とほぼ変わらず。
日本人としては桁違いのパワーに、守備は苦手と見た目どおりの選手です。
富士大学、明治神宮大会ベスト4の立役者ですね。
ここの大学といえば中村恭平の母校、後輩のプロ入りに奮起してほしいです


3位 豊田
今年のドラフト中位組みの中でも期待している即戦力投手です。
すでに26歳と遅咲きですが、都市対抗での好投あたりから評価が上がってきましたね。
150kmを超す速球を投げる実践派リリーフタイプの投手です。
ただ、報道を見る限り先発としてはまずスタートするようです。
去年の高橋のように中継ぎできらりと光るほうがチーム事情にはあっているような気がするんですけどね。


4位 金子
内野手に金子姓がまた増えましたね。
金子侑ほどの足の速さはありませんが、彼もまた遊撃守備評価の高い選手です。
180cmを超える大型ショートですが、グラブ裁きはいい形をしています。
ただ、守備型若手なら永江のいる状況を考えると指名自体には疑問符がつきます。
身体能力を生かしてのコンバートも考えられます。
チーム状況的にはゆっくり育成をすることができ楽しみです。


5位 山口
トヨタ自動車東日本からの指名は初ではないでしょうか。
石川県工時代からドラフト候補にあがるも、社会人でもずっと怪我に悩まされました。
今年に入ってトヨタ自動車から東日本に移籍。
怪我が続いていたこともあり、社会人に入ってからの山口投手の活躍はまったく知りません。
西武スカウトがどこあたりを評価しての指名かが注目されます。


6位 岡田
彼の指名があった瞬間
「これは森のお目付け役だな」
とやはりまず考えました。
出身高校は大阪桐蔭、つまり森の先輩ですね。
世代的には中田翔と同じ世代です。
低身長ながら俊足強肩の捕手としての印象が強いです。
いよいよ、西武が大阪桐蔭帝国を作り上げている印象です。


7位 福倉
指名されたときに久しぶりに名前を聞いたなと言う感じでした。
鹿屋中央高校時代から速球派投手として知られていました。
大卒指名ですがまずはプロに合わせた体作りが必要です。
どうしても投手特有の怪我が多く、ここまで苦労した印象があります。
姶良の人ですから、しっかりとした下半身を生かした投手になってほしいです。


非常に評価の難しい指名です。
私は割りと好きな指名なので75点ぐらいつけたいのですが、未知数な選手が多い分評価をしない方も多いかと思います。
全体的にスカウト冥利に尽きるような指名なので、現場がどう生かすのかを注目したいです。


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