年末26日の記事でも書きましたが、久保の人的補償で阪神は横浜から鶴岡を獲得するようです。
「いくらなんでも正捕手をはずすわけは」
と思っていましたが、まさかのまさかのようです。
これ本当に横浜にとって痛いと思います。
シーズンオフ始まる前の中村紀とともに構想外というような報道がありましたが、その時点で評価をしていなかったのでしょう。
黒羽根の背番号を1桁にしたのもそのあたりを見据えてでしょうか。
とはいえ、同一リーグに経験豊富なベテラン捕手を採られるのは痛いでしょう。
加えて横浜の捕手構成が
黒羽根 26歳
靍岡 26歳
西森 26歳
嶺井 22歳(ルーキー)
高城 20歳
1軍経験のほとんどない今年3年目の西森、4年目靍岡は戦力としては数えづらいです。
去年壁にぶっち当たった高城、打撃に難のある黒羽根、ルーキーの嶺井で回さないといけないわけですから厳しいです。
阪神は城島→藤井→日高→鶴岡と4年連続でベテラン捕手を獲得。
若手捕手育成の一貫性と我慢のなさが招いた結果です。
ただ、今回の獲得は苦手横浜に対して大きなプラスを生むでしょう。
広島も捕手構成についてはよそを笑える状況にはありません。
倉の衰えは否定できないですし、去年のように石原流出は常に懸念材料。
そして第三捕手はアツ・磯村・白濱とまだ固定できていない状況。
上村は1軍チャンスをもらえず、事実上2軍でコーチのような役割となっています。
去年はドラフトで捕手獲得を見送りました。
そのようななかで、広島も捕手構成というのはよくよく考えていかないといけません。